運動会
場面緘黙症,  療育日記

療育っ子、小学校で初めての運動会

特別支援学校に通う我が家の療育っ子。

小学校1年生・2年生は、
コロナの影響で、運動会は中止となりました。

3年生にして初めての運動会が先日開かれました!

持病のてんかんが再び悪化した年度替わり、
クラス替えによって大好きだった担任の先生と離れ、
大好きだったお友達とクラスも離れ・・

不安要素だらけの新学期でした。

てんかんが悪化して、
まともに覚醒している時間が殆どないような日々。

登校しても車椅子に乗せられて、
ただ、その場にいる。
そんな毎日でした。

そんな状態で、新しいクラスに馴染めるわけなんてありません。

そんな状態で、よく学校に行っていたな・・と思うほどです。

検査入院の結果、
なんとか娘に合う薬に出会え、本来の娘らしさを取り戻したのが、つい2週間ほど前です。

運動会まで2週間という、
場面緘黙症の娘にとっては、とても厳しい条件下で、運動会の練習をしていました。

そして前日。

「かけっこ、1番になりたい!」

「1番じゃなかったら、泣く!」

こんなに前向きな闘志!
今まで聞いたこともないようなセリフ!

そして当日。

かけっこは残念ながら2番でしたが、
一生懸命走って、応援ダンスもなんとなく(笑)踊れていました!

すごい!

すごいよ!

がんばったね!

場面緘黙症で、固まって、動けなくて、もじもじしていた娘が・・

キセキが起きた幼稚園での最後の運動会では、
練習に練習を重ね、てんかんの影響もなく、担任の先生と娘の努力の賜物なのですが、今回は違います。
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一重に娘の「やる気」の賜物。

もちろん、特別支援学校という温かい環境と、
担任の先生の愛のある歩み寄りのおかげであることに変わりないのですが、それに答えられた娘がすごい!

そしてもう一つ。

実はコロナがあったから、娘にとって環境が整った面もありました。

もともと娘が通う特別支援学校の運動会は、
小学部・中学部・高等部すべて合同で、
大きな体育館を借り切っての一大イベントだったんです。

ところが、
コロナがあって、小学部は低学年と高学年の2部に分けて、全体として4回に分けた分散開催。

これが娘にとっては追い風でした。

大人数で大々的なイベントが苦手中の苦手なかんもくっ子。

それが1,2,3年生だけとなると、60人もいないんですよね。

そしてもちろんギャラリーも少なく、
ギャラリーとも程よい距離感。

それにしても、学年単位の授業参観ですら固まっていた娘を思うと、娘の根性が称賛に値します。

こんなに嬉しい時間をもらえて、母は幸せです♪

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