療育っ子とお風呂問題
~発達の遅れ・てんかん・第2次性徴、そして母のリラックスタイム~
我が家の療育っ子は、
知的障害、場面緘黙症、そして、てんかんを持つ小学2年生の女の子です。
今日の話題はお風呂。
そう、
いつまで一緒にお風呂に入るのか、
また、いつまでお父さんと一緒にお風呂に入るのか。
我が家では今、
平日のお風呂はわたしが担当、
週末は夫が担当してくれています。
わたしにとって、週末のお風呂は格別なのです。
だって、一人でゆっくり入れる貴重な時間。
しかし!
この貴重な「わたしの一人でお風呂」時間も、なくなってしまう危機に瀕しています。
問題① 第二次性徴まで残り少なくなってきた!
療育っ子は今小学2年生です。
スーパー銭湯などでも、
異性の子どもの混浴が認められているのは10歳(小学3年生ごろ)まで。
あと1年以内には、お父さんとのお風呂を卒業しないといけなくなります。
一般的にも子どもが一人でお風呂に入る年齢も、ご家庭によってさまざまですよね。
発達に問題がなければ、
多少ずれ込んでもいいと思うのですが、
療育っ子は心の発達と体の発達が同じように進むとは限りません。
体は年齢相応に発達しても、
心は未熟なことが多いため、
意図的にこちらから、
異性に裸を見られることは恥ずかしことである、ときちんと教えてあげなければいけないのです。
なので第二次性徴が始まる10歳頃には、
異性親との入浴をやめていくことが健全だと専門家は言います。
療育っ子の性教育は、
その子の体の成長に合わせて意図的に教えていくことが、性犯罪から身を守るためにとても大事なことなのです。
問題② 体洗えてます?
体を洗う、となるとざっくりと、
手・おなか・あし=おわり。
いやいや!
首、脇、ふとももはどこ行った⁉
ヒジやヒザには表と裏がありますよ⁉
こんな感じで洗うので、信用できません。
シャンプーはなぜかとても念入りにしています。
ですが、すすぎがまるで足りていません。
リンスと混じったものが、生え際にネットリついているのが常です。
これではとても一人で任せられません。
問題③ お風呂で寝る
「えぇぇっ⁉ いまだに寝てんの⁉」
我が家の上の子もびっくりです。
浴槽ではほぼ起きていますが、
洗い場でよく寝ていて、大きな大きな船をこぎ、
ときおりイスから転げ落ちそうになります。
こうなったらもう起きないので、
中型犬を洗うように、上から下までワッシワッシと洗ってしまいます。
ついでに歯磨きまでしちゃいます。
全部洗い終わって、上がり湯のときには目が覚めています。
これは多分、てんかんの薬の副作用「眠気」のせいだと思っています。
・・・副作用のせいだと思いたいです。
問題④ てんかんをもっている
これはもう命に関わるため、
発作が起こる危険性がある間は一人で入浴させるわけにはいかない、シリアスな理由です。
成長に伴って、良くなるてんかんもあるので、今後に期待です。
我が家のお風呂問題は、現在こんな感じで、
母の「ひとりでゆっくりお風呂タイム」は、このままいけばあと半年から1年ほどでしばらくお預けとなります。
娘の成長具合やてんかんの発作具合によっては、
ふたたびチャンスは訪れるかもしれまんせんが、覚悟は必要そうです・・・
ですがわたしが一緒にお風呂に入れない日はないとは言い切れませんよね。
母だって病気にもなるし、友達と出かけたりもしたい!
そんなときどうするのか、
今はまだ考えも及びませんが、この先なんとか、できるようにやっていくしかないのでしょうね。
とにかく今は、残された「一人でゆっくりお風呂タイム」を満喫したいと思います!