しばらく欠席することに
先週その後、結局登校することはできませんでした。
金曜日に、案の定担任の先生から電話をもらって、週明け学校で本人と話せないか、と。
わたしとしても、先週の金曜日に登校できるかどうかが1つの節目かな、と思っていたので、そろそろ向き合う時だと思いました。
それまではただ静かに、本人がやりたいように過ごす時間と割り切って、ダラダラ過ごしていようが、約束の時間を過ぎてもゲームをしていようが、なるべく穏やかに見守っていました。
そこには「ただ好きにしたらいい」という気持ちではなく、ストレスやタスクから解放されて自由に過ごすことで、本人の心が回復すれば、との願いを込めていました。
なので、どこかのタイミングで問題と向き合い、話をしようと思っていた。
それが金曜日だったというわけです。
担任の先生からも連絡があったことだし、
何より先週のわたしとの一件も乗り越え、笑って話してくれるようになっていたので。
笑って明るく話してくれるようになったし、
もしかしたらもう学校行けるんじゃない?
そんな淡い期待があったのも、正直なところです。
でも現実はそんなに簡単なものではなかったんですよね。
それでもじっくりと真剣にわたしとの話には向き合ってくれました。
先生との話し合いでも、学校に行けない理由を具体的に話すつもりはないこと。 でも具体的に話さないと先生だって助けようがないこと。 それでも話したくない自分がいて、その矛盾に気付いているからこそ話し合いには応じられないと思っていること。 学校に行けていない事態を、本人が一番重く受け止めていること。 学校に行かないことで、学習が遅れ、強いてはそれが進路に影響すること。 そんなことを考え始めるとどんどん落ち込んで、いよいよ学校に足が向かないこと。
中学生の男の子が、泣きじゃくりながら話すんです。
その重みがどれほどのものかを知るには十分すぎる時間でした。
結局、休んで自由に過ごしていたとしても、休息になるどころか、負のループから抜け出せずに苦しんでた。
それならこれからは、「安心して欠席できる」ようにすることで、心を回復させる必要があると思いました。
わたしから提案したことは、
しばらく登校はしない 「登校する」ことを手放すけれど、「学習する」ことを手放さない 生活のリズムを取り戻す
学校と言う場所に行かなくても、学校に準じた形で自習して学習の遅れを作らない。これができれば本人の不安の1つが解消される。
学校からのプリントなどの課題は、自宅で取り組んで提出しよう。
プリントの受け渡しならわたしが代理でできるし、登校できないだけで学校を放棄したわけじゃない、その姿勢を見せよう。
中学校は義務教育だから、出席日数が卒業の絶対条件じゃない。
登校できなくても、自分にちゃんと力を付けていければ、この先の進路は必ず切り開ける。
だから今、将来ごと諦めないでほしい。
そしてもう一つ、この3連休に確信したことがありました。
それは、うつ状態であるということ。
毎週土曜日は習い事のテニスに行くことになっているのですが、今週だけ日曜の朝一のクラスにも行くことになっていました。
前日までちゃんと行く気があって、ウェアの用意をし、翌朝の段取りを確認していたのに、いざ当日の朝起きてみるとどうしようもなく辛くて、今自分がずっと調子悪くて、他のメンバーに迷惑かけてる、どう思われてるのか怖くてしょうがないって。
・朝の憂鬱 ・周囲の目を気にし過ぎて、悪口を言われていないかという不安が強い
これは典型的なうつ状態。
思ってたよりずっと、心がすり減っていたんだな。
とりあえず週明け、約束の時間より少し遅れたけど、朝起きて朝日を浴びて、ごはん食べて、今学習に取り組んでいます。
今日は夕方、本人の代わりに学校へ行って、担任の先生今の状況について話をしてくる予定です。