コロナワクチンの問診票にある「自署」について考えてみた
先日、コロナワクチンを接種してきました。
腕が痛くて上がらない、頭痛、倦怠感などの副作用があったものの、2日程度で回復。
1回目は利き腕じゃない方の腕だったけど、2回目は利き腕にされるのかしら・・
ほのかな不安もありつつ、無事に1回目が終了。
ところでワクチン接種前に記入する問診票を書いているときに、気になった事があります。
それは署名欄。
場面緘黙症と知的障害を併せ持つ娘を持つ母の身、
娘の将来にまつわる「成年後見人」についても知識を蓄えている最中なので、どうしても気になりました。
ん?
被接種者が自署できない16~19歳の場合は?
よくわからん。
というわけで、じっくりと考えてみることに。
◆被接種者が16歳未満で自署できない場合
保護者が保護者の名前で署名すればOK
一般的に小児科を受診する年齢が15歳まで、という認識があるため? ちなみに現在、日本小児科学会では成人するまで見守りますよ!と宣言されていますが。
◆被接種者が16~19歳*で自署できない場合
保護者が子どもの名前を代筆し、
代筆者として保護者自身の名前と続柄を記入
子どもが成人するまでは、保護者が法定代理人となり得ます。
*2022年4月から18歳成人に法改正されます
◆被接種者が20歳以上(成人)で自署できない場合*
成年後見人が自身の名前を署名?
そう読めますね・・?
被接種者の名前や、成年後見人との続柄とか要らないのか?
2022年4月って、もうすぐなので、
18歳を迎えたら、ワクチンの問診票のサインのために成年後見人が要るってことか・・・
成年後見人はワクチンの接種に同伴するわけではなさそうなのに?
‣関連ブログ
「わたしが死んだらこの子はどうなるの?」
成年後見人制度や法定代理人についても記載があります
成年後見人制度は必要な制度ですが、
もうちょっと実態に則した形に検討してもらいたいです。
一般的に、法定後見人が必要なケースとして、知的障害児(者)が含まれていない感がすごいんですよね。
でも法律で定まっているからとして、臨機応変な対応は望めない。
娘が成人するまであと10年か・・
日常のあちこちに、今は見えていないだけの問題が潜んでいるのかと痛感。
問診票のことは今知れて良かった、と思うことにします。