子育ていろいろ

お母さんのにおい

ある日、療育っ子の娘が、
わたしが来ていた服を「これちょうだい」と言って放しません。

「こんな服持ってないから」と言います。

そして
「お母さんのにおいがするから」と言いました。

いや、なんか嬉しいけど
お母さん今ここにいるよ・・
傍においでよ(笑)

こんな事がありました。

子どもがお母さんのにおいを知っている、とよく耳にしますよね。

そういえば上の子も、
わたしの首のあたりをふんふんして、
「お母さんのにおい」と言っていた時期があります。
(懐かしい♪)

でも「子どものにおい」もありますよね。

療育っ子はなんだかいつまでもいい匂いがします。

汗だくで帰ってきたときは別として、
ほんのりと甘いにおいで、
シャンプーのにおい?と思ったこともありますが、
同じシャンプーをわたしが使っていても、同じにおいにはなりません。

うまく言い表せませんが、
ちょっと甘くて、やさしいにおいがします。

上の子はというと、
小さい時、なんだか香ばしいにおいがした記憶があります。

そして今は、思春期に入り、
においを嗅げるほど接近することは許されません笑

ですが、部屋がく・さ・い・・
これはもう接近してにおいを嗅ごうなどとしてはいけませんね。

こっそり置き型芳香剤をベッドの下に忍ばせました。
ですが芳香剤のにおいはほとんどせず、若干マシになった程度です笑

かわいかった上の子も、
着実に男性へと成長しているんだなぁ。
ちょっとさみしい。

そういえばわたしの友人の一人が、
「成長期の子どもは獣のようなにおいがする」と言っていたことを思い出しました。

わたし自身はそれを感じたことがありませんが、
きっとぐんと成長するときに分泌される皮脂のにおい?なのかなと思います。

いつまでもいいにおいのする療育っ子も、
この先ぐんと身体が成長するとき、このいいにおいも消えてしまうのかな・・?

嗅げるときに嗅げるだけ嗅いでおこう。

と、ここまで書いて、思い当たったことがあります!

それはわたしが運営しているこのサイトの親サイト、
嗅覚反応分析」にまつわることです。

嗅覚反応分析では、
嗅覚、つまりにおいの好き嫌いは、
その人に今必要なもの、不必要なものに関係していると考えます。

この視点で考えると、
思春期に入った上の子、
それも男の子のにおいが「くさい」と感じるのは、
異性である母親が、妙齢の男の我が子に、
不用意に接近することを避けるための本能の警告なのかもしれない、と。

そして女の子が
お父さんのにおいを「くさい」と言って近づかなくなること、
これも異性であるお父さんと身体的距離をとるための本能の警告、
と考えらえます。

我ながらすごくアハ体験(ひらめき体験)です!

そうなると、
我が家の療育っ子がいつまでもいいにおいがするのは、
今はまだ療育っ子のすごく近いところにいることが必要だから。
においが嗅げるくらいの距離にいる必要がある、ということか!

ふむふむ、勝手に一人で納得です。

そういえばこんなエピソードがあります。

お付き合いをしていた男性、
関係がうまくいっているときは、
すごく良いにおいがしていたと言います。

でも関係がギクシャクしてきたころ、
この人こんなに臭かったっけ⁉
と思った、という話です。

自分ではわからないその人のにおい。

不思議なにおいのお話でした♪

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